北海道地すべり学会

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お知らせ

平成21年度第1回(通算47回)研究委員会の報告


 

今年度第一回目の委員会を平成21年8月3日(月)15時30分からJSTイノベーションプラザ セミナー室(北区北19条西11丁目)において開催しました。
 これまで取り組んできています滝川・吉野地域を対象とした地すべり斜面の判読と危険度評価の一助とするため、話題提供として、北見工業大学准教授 高橋 清 氏に「AHP法を学ぶ」と題してお話をいただきました。AHP法は人間の主観的判断を数値に置き換えて評価する手法で、これまで消費者行動の評価、行政評価や軍事戦略の解析など幅広い分野で活用されてきました。最近では地すべり危険度評価や災害発生時の避難行動の解析など防災分野でも用いられるようになってきています。
 このところ降雨が多く、これに伴う災害が多発しているようで、本業で忙しい中、委員会メンバー以外の方もふくめ16名の方が熱心に学習しておられました。

委員長 北見工業大学 伊藤陽司

事務局 北海道立地質研究所 石丸 聡